第11回 移民局正常化? クイーンズタウンにも変化あり
移民アドバイザーのライセンス更新時に毎年約$2000かかります。
レベル4でも早朝対応してくれた移民局
- これは弁護士のライセンスフィー(約$1400~)以上です。今年はコロナの影響か、審査時間が通常の倍かかりました。ただ、嬉しかったのは、アドバイザー所属の政府団体が、22時に、申請手続き、支払い手続き、ラインセンス発行手続きを大急ぎでしてくれたこと。移民局もまた、レベル4の時に、朝2時と朝4時半と2度も時間外にメールをくれました。(それを可能にするリモートワークの弊害という見方も出来ますが。自戒を込めてですが、休みはきちんと取りましょう。)
国内スタッフの97%が復帰
そんな1か月前の事も遠い昔のよう。現在、国内の移民局で働くスタッフ数は97%まで回復。それでも、1ヶ月のロックダウンの影響等もあり、ビザ申請に遅延が発生中です。移民局のホームページ内のビザ別審査時間表も、ロックダウン前から更新されていないようです。
クイーンズタウンで移民局が情報センターを設置
オーストラリアに続いてNZでもラウンド(一周旅行)をしましたが、中でもクイーンズタウンはお気に入りの街です。その同市では、移民労働者が多いことを考慮してか、希望する移民にも食料引換券を支給しています(ODT 4月30日)。また、移民局のクイーンズタウンブランチは2016年に閉鎖したため、ビザについての質問は、対面ではなく、移民局に電話で問い合わせる手順になっています。しかし、来週6月2日より3週間、市役所が情報センターを立ち上げ、社会開発省のスタッフと共に、移民局が情報提供することになりました。(5月28日アドバイザー向けメール)(来週は、予約のみ、再来週からは、Walk inも可)対象は職を失った移民で、申請出来るビザ等についての情報等を、移民局スタッフから直接得ることが出来るそうです。(詳細は、クイーンズタウン市役所まで)
クイーンズタウンのワークビザ申請で変更点
また、慢性的な人手不足に陥っている同市では、スキルレベル4と5の職種のワークビザ申請については、NZ人、永住者の該当者がいない事を証明するLabout Market Test(LMT)の一部工程が免除されていました。しかし、5月26日付で、この免除措置が撤廃されました。これからは、他の地域同様、求人広告を掲載の上、Skills Match Reportを提出する必要があります。ここで誤解があるところですが、スキルジョブよりも、NZ人、永住者の応募者が多いレベル4と5の方がLMTは難しくなります。移民局にこのLMTプロセスに不備があると判断されると、ワークビザ申請は却下されてしまいます。
本コラムは一般的なビザ、移民法等の情報提供で、法的助言を目的としていません。執筆者及び弊社は、本コラムの内容等に起因する損害について、一切の責任を負わないものとします。この免責事項も含めて内容の無断転載及び改変を禁止します。法的アドバイスやビザの申請代行をご希望の場合はお問合せ下さい。(2020年5月20日執筆)
このコラムは、NZ Daisuki.comにも掲載されました。 https://nzdaisuki.com/column/nzvisa-info-by-nzvp/article-11
執筆者
Aki Yamasaki (ニュージーランドビザ申請代行センター代表およびNZ政府公認移民アドバイザー) ニュージーランドに移住して23年。TOEIC満点、英検1級取得。14学位取得。移民法最高学位GDNZIA取得。雇用法、ビジネス法、商法も大学で学ぶ。NZ国家資格者である移民(ビザ)アドバイザー(ライセンス番号201701307)自身の申請経験をきっかけに、ビザ申請者の気持ちが分かる熱血派の移民法専門家になる。移民法、ビザルールに関する法的助言提供、ビザ申請代行、移民局との交渉、面接同席、弁論書作成だけでなく、単独で移民保護裁判所の法定代理人にもなれるフルライセンスアドバイザーであり、案件を最初から最後まで担当。緊急時は時間外も対応。却下決定をも覆し、不法滞在、申請却下歴、入国拒否歴、警告があるケースや弁護士でも却下されたケースさえも成功に持ち込む。法律知識、分析力、移民局への弁論書に定評があり、多数の感謝状を頂く。(審査官からも称賛を得る)弊社で申請代行可能か無料査定中。質問への回答を含む法律相談は有料(ご相談後2週間以内に申請代行サービスにお申込み頂いた場合は、相談料を相殺)。本気でビザを取得したい方のみの限定受任。法的助言や弁論書作成、移民局とのやり取りを含む申請代行または契約前の有料相談のお申込はフォームへご記入後送信下さい。NZ国内外オンライン対応。電話番号(NZ) 03 669 0110 (日本)050 5539 0585 (お電話は有料相談や申請代行についてのお問合せのみ)平日NZ時間9時から19時まで(月曜から金曜) info@nzvisapartner.com
Aki Yamasaki (ニュージーランドビザ申請代行センター代表およびNZ政府公認移民アドバイザー) ニュージーランドに移住して23年。TOEIC満点、英検1級取得。14学位取得。移民法最高学位GDNZIA取得。雇用法、ビジネス法、商法も大学で学ぶ。NZ国家資格者である移民(ビザ)アドバイザー(ライセンス番号201701307)自身の申請経験をきっかけに、ビザ申請者の気持ちが分かる熱血派の移民法専門家になる。移民法、ビザルールに関する法的助言提供、ビザ申請代行、移民局との交渉、面接同席、弁論書作成だけでなく、単独で移民保護裁判所の法定代理人にもなれるフルライセンスアドバイザーであり、案件を最初から最後まで担当。緊急時は時間外も対応。却下決定をも覆し、不法滞在、申請却下歴、入国拒否歴、警告があるケースや弁護士でも却下されたケースさえも成功に持ち込む。法律知識、分析力、移民局への弁論書に定評があり、多数の感謝状を頂く。(審査官からも称賛を得る)弊社で申請代行可能か無料査定中。質問への回答を含む法律相談は有料(ご相談後2週間以内に申請代行サービスにお申込み頂いた場合は、相談料を相殺)。本気でビザを取得したい方のみの限定受任。法的助言や弁論書作成、移民局とのやり取りを含む申請代行または契約前の有料相談のお申込はフォームへご記入後送信下さい。NZ国内外オンライン対応。電話番号(NZ) 03 669 0110 (日本)050 5539 0585 (お電話は有料相談や申請代行についてのお問合せのみ)平日NZ時間9時から19時まで(月曜から金曜) info@nzvisapartner.com