第30回 弊社ケーススタディー 成功率20%の入国用ビザが奇跡的に発給
ルールを守ることは大事なことです。
フードバウチャーを巡って強制送還へ
- 隔離施設(MI)から逃亡したり、ロックダウン中不要不急で外出した場合などCOVIDに関連した法令を遵守しなかった場合、最悪、強制送還が可能になるようにと、すべての短期ビザに条件が加えられました。
- また、COVIDのルール違反とは直接は関係ないのですが、住所を偽り、クイーンズタウンのフードバウチャーを騙し取っていた、クロムウェル在住の短期ビザ保持者家族に対して、移民保護裁判所は、強制送還取り消しの訴えを棄却しました。(NZH3月16日)短期ビザだけでなく、永住権を取得後2年以内に、NZで最大で3か月以上の懲役刑が下る犯罪を犯し、有罪判決が出た場合は、強制送還の恐れがあります。該当する犯罪としてマリファナの単純所持も含まれます。
3月19日で国境封鎖から丁度1年
パートナーの存在は大きいです。昔、私が仕事を始めたばかりで、嫁だけ日本に2か月ほど一時帰国したことがありました。最初は、毎日、カレーライス、タイカレー、バターチキンカレーなどなど自分の好きなものばかり料理して、一人を満喫していたと思っていたのですが、ある日同僚に、「あんた、別人みたいな顔になったけど、奥さんいなくて大丈夫?」と割と本気で心配されたことがあります。寂しさは、周りが気づくほど人相を変えることがあるということを体験した瞬間です。
そのような経験があるため、国境封鎖により、1年以上もパートナーに会えずに、ぐっと寂しさを堪えている方は、勇者だと思っています。何とか入国できないかと、弊社にも、同様のたくさんお問い合わせをいただいているのですが、ほとんどの方の場合、Critical purpose visitor visa(CPVV)の発給条件に合わないため、お断りしています。
このCPVVの第一関門であるEOIに成功する確率は、20%以下ともいわれています。この発給率はパートナービザを既にお持ちで、EOI申請をした人も含まれます。
3月25日0:01より、基本的に、短期ビザ保持者が負担されるMI 費用が、現行の$3100を大幅に上回る、大人一人$5520となることが決定。例え入国出来たとしても、現状よりも金銭的負担がかなり増えることになります。
最近、弊社のクライアント様にも、CPVVが、2営業日で見事発給されましたが、これは、かなりのレアケースです。リスクとこの金銭的負担を受け入れて挑戦する勇気の大切さと格好良さを教わった気がします。
そのような経験があるため、国境封鎖により、1年以上もパートナーに会えずに、ぐっと寂しさを堪えている方は、勇者だと思っています。何とか入国できないかと、弊社にも、同様のたくさんお問い合わせをいただいているのですが、ほとんどの方の場合、Critical purpose visitor visa(CPVV)の発給条件に合わないため、お断りしています。
このCPVVの第一関門であるEOIに成功する確率は、20%以下ともいわれています。この発給率はパートナービザを既にお持ちで、EOI申請をした人も含まれます。
3月25日0:01より、基本的に、短期ビザ保持者が負担されるMI 費用が、現行の$3100を大幅に上回る、大人一人$5520となることが決定。例え入国出来たとしても、現状よりも金銭的負担がかなり増えることになります。
最近、弊社のクライアント様にも、CPVVが、2営業日で見事発給されましたが、これは、かなりのレアケースです。リスクとこの金銭的負担を受け入れて挑戦する勇気の大切さと格好良さを教わった気がします。
学生は入国できるようになるのか?
因みに、MIですが、一時、7月まで予約が埋まっていたこともあり、そうなると、今年の大学の2学期を受講する留学生を全て収容することは、不可能ではないかと思ってしまいます。[ただし、オーストラリアとのTasman bubbleが解禁し、オーストラリアからの入国者がMIに入る必要がなくなると、MIの40%が空くとの予想があります。(Australian Associated Press 3月10日)]
学生ビザについてなんらかの改正が行われる可能性があります。留学エージェント向けセミナーで触れていましたが、今年中に、1年間の生活資金の証明額だけでなく、学生ビザ滞在中のパートタイム就労規則、卒業後のPost study work visaについても今年見直しに入るそうです。(3月3日Croombie) 因みに5月までは、NZ国外からのビザ申請自体を休止しており、いつ申請受付が再開されるのかについては、まだ発表がございません。
学生ビザについてなんらかの改正が行われる可能性があります。留学エージェント向けセミナーで触れていましたが、今年中に、1年間の生活資金の証明額だけでなく、学生ビザ滞在中のパートタイム就労規則、卒業後のPost study work visaについても今年見直しに入るそうです。(3月3日Croombie) 因みに5月までは、NZ国外からのビザ申請自体を休止しており、いつ申請受付が再開されるのかについては、まだ発表がございません。
移民局ルール変更か
昨年、開始20分前に突如中止になったアドバイザー、弁護士向けウェビナーですが、今月26日に行われることになりました。例外的入国申請を含む申請の審査に関するトピックのようです。ウェビナーの日が楽しみです。
本コラムは一般的なビザ、移民法等の情報提供で、法的助言を目的としていません。執筆者及び弊社は、本コラムの内容等に起因する損害について、一切の責任を負わないものとします。この免責事項も含めて内容の無断転載及び改変を禁止します。法的アドバイスやビザの申請代行をご希望の場合はお問合せ下さい。(執筆日2021年3月17日)
このコラムは、NZ Daisuki.comにも掲載されました。 https://nzdaisuki.com/column/nzvisa-info-by-nzvp/article-30
執筆者
Aki Yamasaki (ニュージーランドビザ申請代行センター代表およびNZ政府公認移民アドバイザー) ニュージーランドに移住して23年。TOEIC満点、英検1級取得。14学位取得。移民法最高学位GDNZIA取得。雇用法、ビジネス法、商法も大学で学ぶ。NZ国家資格者である移民(ビザ)アドバイザー(ライセンス番号201701307)自身の申請経験をきっかけに、ビザ申請者の気持ちが分かる熱血派の移民法専門家になる。移民法、ビザルールに関する法的助言提供、ビザ申請代行、移民局との交渉、面接同席、弁論書作成だけでなく、単独で移民保護裁判所の法定代理人にもなれるフルライセンスアドバイザーであり、案件を最初から最後まで担当。緊急時は時間外も対応。却下決定をも覆し、不法滞在、申請却下歴、入国拒否歴、警告があるケースや弁護士でも却下されたケースさえも成功に持ち込む。法律知識、分析力、移民局への弁論書に定評があり、多数の感謝状を頂く。(審査官からも称賛を得る)弊社で申請代行可能か無料査定中。質問への回答を含む法律相談は有料(ご相談後2週間以内に申請代行サービスにお申込み頂いた場合は、相談料を相殺)。本気でビザを取得したい方のみの限定受任。法的助言や弁論書作成、移民局とのやり取りを含む申請代行または契約前の有料相談のお申込はフォームへご記入後送信下さい。NZ国内外オンライン対応。電話番号(NZ) 03 669 0110 (日本)050 5539 0585 (お電話は有料相談や申請代行についてのお問合せのみ)平日NZ時間9時から19時まで(月曜から金曜) info@nzvisapartner.com
Aki Yamasaki (ニュージーランドビザ申請代行センター代表およびNZ政府公認移民アドバイザー) ニュージーランドに移住して23年。TOEIC満点、英検1級取得。14学位取得。移民法最高学位GDNZIA取得。雇用法、ビジネス法、商法も大学で学ぶ。NZ国家資格者である移民(ビザ)アドバイザー(ライセンス番号201701307)自身の申請経験をきっかけに、ビザ申請者の気持ちが分かる熱血派の移民法専門家になる。移民法、ビザルールに関する法的助言提供、ビザ申請代行、移民局との交渉、面接同席、弁論書作成だけでなく、単独で移民保護裁判所の法定代理人にもなれるフルライセンスアドバイザーであり、案件を最初から最後まで担当。緊急時は時間外も対応。却下決定をも覆し、不法滞在、申請却下歴、入国拒否歴、警告があるケースや弁護士でも却下されたケースさえも成功に持ち込む。法律知識、分析力、移民局への弁論書に定評があり、多数の感謝状を頂く。(審査官からも称賛を得る)弊社で申請代行可能か無料査定中。質問への回答を含む法律相談は有料(ご相談後2週間以内に申請代行サービスにお申込み頂いた場合は、相談料を相殺)。本気でビザを取得したい方のみの限定受任。法的助言や弁論書作成、移民局とのやり取りを含む申請代行または契約前の有料相談のお申込はフォームへご記入後送信下さい。NZ国内外オンライン対応。電話番号(NZ) 03 669 0110 (日本)050 5539 0585 (お電話は有料相談や申請代行についてのお問合せのみ)平日NZ時間9時から19時まで(月曜から金曜) info@nzvisapartner.com