第64回ニュージーランドビザ申請料金大幅値上げ決定
ビザ申請は今月中がおすすめです。
暑さとインフレを感じる日本
- 関東甲信越は梅雨明けが発表され、毎日暑い日が続いています。こんなにサウナの中にいるような暑さならば、少しは痩せるかと期待しているのですが、そんな効果を帳消しにするくらいの食欲には勝てず、順調にわがままボディーまっしぐらです。それにしても、ニュージーランドに住んでいると言った途端、あのコロナ対策で成功した若い女性首相の国だねと一様に好意的になり、知らない人に酒を誘ってもらったり、お菓子をもらったりしました。メディアの影響に驚きつつ、きちんとニュージーランドの将来を見据えた移民政策を取る政権と認識してもらえるように尽力頂けたら幸いです。多分今のままだと、移民争奪戦で他の英語圏に負けるのではと感じます。
- ニュージーランド同様、毎日、日本でも値上がりのニュースをやっています。一時帰国してからよく耳にするのは「インフレ」と「表面温度正常」という言葉。ニュージーランドとは異なり、(特に私が住んでいるような田舎町とは大きく違い)買い物の選択肢が多いので助かっていますが、反対に選択肢がない場合は値上げを受け入れるしかありません。例えば、移民局に支払うビザ申請代金が挙げられます。
ビザ申請費用、一部で約40%アップ
富士山を眺めながら信玄餅アイスをダラダラ食べるなど、束の間の「海外旅行」(兼出張)を一分一秒楽しんでいます。今月31日に申請が終了する特別永住権ですが、次々とビザが発給され、NZへ国際電話をかけたりなどの対応に追われ、嬉しい悲鳴を上げています。
ただ、移民局から届くニュースは良いことばかりではありません。昨日申請料の大幅アップが発表。新料金の高さに度肝を抜かれました。平均的に、$81の値上げ。それでも諸外国と比べて比較的安価で、南太平洋諸国出身者に対しては申請料が一部補助されているとの移民局の主張もありました(移民局ウェブサイト)。
ニュージーランドでビザ申請した場合の申請料は以下となります。(7月31日申請分より適用)
技能移民$2710→$4290 オンラインEOI $530→$590パートナー永住権 $1480→$2750Residence from work $1800→$4240学生ビザ$275→$375NZ人、永住者のパートナーワーク $635→$860ワーホリ(セカンドワーホリも含む)$245→$420NZeTA (携帯から申請)$9→$17ワークビザ$495→$700また、8月1日からニュージーランド国外からビザ申請が出来るようになります。日本で申請する場合は、上記の申請費用が適用されないので、日本で申請される方が得だと思われるかもしれません。ただし、ニュージーランド国外からの申請の場合、審査官がビザ申請の発給条件を満たしていないと判断した場合、基本的に、弁論の機会を与えずに、即ビザ申請を却下することが出来ます。(その点は、大学で憲法の一部と習う、New Zealand Bill of Rights Act 1990 第27条の弁論の機会を与えることに反しているように思うのですが、国外なので、NZ国内法を適用しないという立場なのかなと思っています。)
私も、永住権を取得するまで気が遠くなるくらいビザ申請をしているので気持ちはわかるのですが、可能であれば、即却下される前に弁論のチャンスをくれるので、申請料を払ってもNZで申請されることを強くお勧めします。大好きなニュージーランドのビザが取得出来るのであれば、節約するよりも、チャンスを多くつかむことを優先すべきだと思います。
ただ、移民局から届くニュースは良いことばかりではありません。昨日申請料の大幅アップが発表。新料金の高さに度肝を抜かれました。平均的に、$81の値上げ。それでも諸外国と比べて比較的安価で、南太平洋諸国出身者に対しては申請料が一部補助されているとの移民局の主張もありました(移民局ウェブサイト)。
ニュージーランドでビザ申請した場合の申請料は以下となります。(7月31日申請分より適用)
技能移民$2710→$4290 オンラインEOI $530→$590パートナー永住権 $1480→$2750Residence from work $1800→$4240学生ビザ$275→$375NZ人、永住者のパートナーワーク $635→$860ワーホリ(セカンドワーホリも含む)$245→$420NZeTA (携帯から申請)$9→$17ワークビザ$495→$700また、8月1日からニュージーランド国外からビザ申請が出来るようになります。日本で申請する場合は、上記の申請費用が適用されないので、日本で申請される方が得だと思われるかもしれません。ただし、ニュージーランド国外からの申請の場合、審査官がビザ申請の発給条件を満たしていないと判断した場合、基本的に、弁論の機会を与えずに、即ビザ申請を却下することが出来ます。(その点は、大学で憲法の一部と習う、New Zealand Bill of Rights Act 1990 第27条の弁論の機会を与えることに反しているように思うのですが、国外なので、NZ国内法を適用しないという立場なのかなと思っています。)
私も、永住権を取得するまで気が遠くなるくらいビザ申請をしているので気持ちはわかるのですが、可能であれば、即却下される前に弁論のチャンスをくれるので、申請料を払ってもNZで申請されることを強くお勧めします。大好きなニュージーランドのビザが取得出来るのであれば、節約するよりも、チャンスを多くつかむことを優先すべきだと思います。
本コラムは一般的なビザ、移民法等の情報提供で、法的助言を目的としていません。執筆者及び弊社は、本コラムの内容等に起因する損害について、一切の責任を負わないものとします。この免責事項も含めて内容の無断転載及び改変を禁止します。法的アドバイスやビザの申請代行をご希望の場合はお問合せ下さい。(執筆日2022年7月1日)
このコラムは、NZ Daisuki.comにも掲載されました。 https://nzdaisuki.com/column/nzvisa-info-by-nzvp/article-64
執筆者
Aki Yamasaki (ニュージーランドビザ申請代行センター代表およびNZ政府公認移民アドバイザー) ニュージーランドに移住して23年。TOEIC満点、英検1級取得。14学位取得。移民法最高学位GDNZIA取得。雇用法、ビジネス法、商法も大学で学ぶ。NZ国家資格者である移民(ビザ)アドバイザー(ライセンス番号201701307)自身の申請経験をきっかけに、ビザ申請者の気持ちが分かる熱血派の移民法専門家になる。移民法、ビザルールに関する法的助言提供、ビザ申請代行、移民局との交渉、面接同席、弁論書作成だけでなく、単独で移民保護裁判所の法定代理人にもなれるフルライセンスアドバイザーであり、案件を最初から最後まで担当。緊急時は時間外も対応。却下決定をも覆し、不法滞在、申請却下歴、入国拒否歴、警告があるケースや弁護士でも却下されたケースさえも成功に持ち込む。法律知識、分析力、移民局への弁論書に定評があり、多数の感謝状を頂く。(審査官からも称賛を得る)弊社で申請代行可能か無料査定中。質問への回答を含む法律相談は有料(ご相談後2週間以内に申請代行サービスにお申込み頂いた場合は、相談料を相殺)。本気でビザを取得したい方のみの限定受任。法的助言や弁論書作成、移民局とのやり取りを含む申請代行または契約前の有料相談のお申込はフォームへご記入後送信下さい。NZ国内外オンライン対応。電話番号(NZ) 03 669 0110 (日本)050 5539 0585 (お電話は有料相談や申請代行についてのお問合せのみ)平日NZ時間9時から19時まで(月曜から金曜) info@nzvisapartner.com
Aki Yamasaki (ニュージーランドビザ申請代行センター代表およびNZ政府公認移民アドバイザー) ニュージーランドに移住して23年。TOEIC満点、英検1級取得。14学位取得。移民法最高学位GDNZIA取得。雇用法、ビジネス法、商法も大学で学ぶ。NZ国家資格者である移民(ビザ)アドバイザー(ライセンス番号201701307)自身の申請経験をきっかけに、ビザ申請者の気持ちが分かる熱血派の移民法専門家になる。移民法、ビザルールに関する法的助言提供、ビザ申請代行、移民局との交渉、面接同席、弁論書作成だけでなく、単独で移民保護裁判所の法定代理人にもなれるフルライセンスアドバイザーであり、案件を最初から最後まで担当。緊急時は時間外も対応。却下決定をも覆し、不法滞在、申請却下歴、入国拒否歴、警告があるケースや弁護士でも却下されたケースさえも成功に持ち込む。法律知識、分析力、移民局への弁論書に定評があり、多数の感謝状を頂く。(審査官からも称賛を得る)弊社で申請代行可能か無料査定中。質問への回答を含む法律相談は有料(ご相談後2週間以内に申請代行サービスにお申込み頂いた場合は、相談料を相殺)。本気でビザを取得したい方のみの限定受任。法的助言や弁論書作成、移民局とのやり取りを含む申請代行または契約前の有料相談のお申込はフォームへご記入後送信下さい。NZ国内外オンライン対応。電話番号(NZ) 03 669 0110 (日本)050 5539 0585 (お電話は有料相談や申請代行についてのお問合せのみ)平日NZ時間9時から19時まで(月曜から金曜) info@nzvisapartner.com